こんな悩みはありませんか?
- 退職する日に職場のみんなにお菓子を配りたい。…でも配るタイミングっていつがいいの?
- お菓子の予算はいくらくらいが適切?あまり高すぎても引かれるかも…。
- 職場全体に配るお菓子と、特別にお世話になった人に配るお菓子で、タイミングは変えておくべき?
今回は退職時での必須マナーである「お菓子のマナー」について紹介します。
今回の知識をもとに気持ちよく退職し、次のステップに向かっていってください!
退職時に職場にお菓子を配るタイミングは朝がベスト!
職場全体に向けてお菓子を渡す場合には、最終出勤日の朝に上司の方に「皆さんで食べてください」と一言添えて渡しましょう。
朝礼がある会社でしたら、朝礼の時に皆さんに挨拶がてら「皆さんにお菓子を用意したので後で食べてください」と伝えておくのもわかりやすくていいですね。
夕方だと特に営業職の方などは外出している場合も多いです。
比較的人が集まりやすい早い時間を狙って皆さんに向けてご挨拶をするようにしましょう。
個人的に渡した方が良い人は夕方に配るのがおすすめ
お世話になった方に個人的に渡したい場合や、人数が少ないので全員に配るという方は終業時間の1時間前くらいに動き出しましょう。
退職する側は最終日の仕事は軽い引継ぎだけで後は忙しくないということもあります。
しかし、他の方にとっては普通の日なので朝早い時間だと仕事のじゃまになってしまうかもしれません。
最終出勤日が月末や締め日にあたるというケースも多いです。
夕方の少し落ち着いた時間に一人一人のデスクを回りながらお菓子を渡していくのが良いでしょう。
外出している方にはちょっとしたメモを添えてお菓子を置いておくと気持ちが伝わりますよ。
配るお菓子の予算は?
退職の時にお菓子を配る場合、全体に渡す箱菓子と個人的に渡すお菓子だと金額が違ってきますね。
実際にいくら位の金額でお菓子を用意したらいいのか、両方のパターンをみてみましょう。
職場の全体に向けて配るお菓子の予算
職場の全体に向けて箱菓子を用意する場合ですが、
予算
- 40人程度までなら3000円以内
- それ以上の人数だったら5000円以内
これくらいの金額で予算を組みましょう。
一人当たりの金額は少なくなってしまいますが、あくまで「お礼の気持ち」なのであまり金額のことは気にしなくても大丈夫です。
人数が多い場合はうっかり人数を数え間違ってしまうという事もあります。
中には食べない人もいるかもしれません。
しかし、数が足りなくなってしまうととても失礼になってしまいます。
そのため、ちょっと余裕を持たせて少し余るくらいの数を用意するのがベストです。
特別な人に渡すお菓子の予算
上司や特にお世話になった先輩に個人的にお菓子を渡したい場合には、一人分の予算は高くても500円以内にします。
あまり高価なものを渡してしまうともらった人が恐縮してしまいます。
ちょっとした焼き菓子のセットなどにメッセージカードを添えて渡すようにしましょう。
少し予算を抑えたい場合は箱菓子を買ってきて自分で一人分ずつ小分けにしていくというのもアリですね。
100均にもかわいいラッピンググッズがたくさん売っています。
そういったものを上手に利用してラッピングしてあげれば立派なお菓子セットが出来上がりますよ。
失敗しないお菓子の選び方
退職の挨拶としてお菓子を配る時、もらった方が困ってしまうような物はさけたいですね。
お菓子を用意するときに気を付けた方がいいポイントや「センスがいいな」と思われるお菓子の選び方について考えてみます。
必ず個装のお菓子を選ぼう!
箱菓子を選ぶ時にもお菓子一つ一つが個装になっているものを選びます。
お菓子を配ってもすぐに食べない人や休んでいてその日にもらわない人もいます。
少し時間が経っても食べられるように個装になっているものが受け取る方々には喜んでもらえますよ。
また、個装になっているものでも
選んではいけないお菓子
- すぐに食べないといけない生菓子のようなものや傷みの早いくだもの
- 冷蔵や冷凍で保存しないといけないようなプリンやアイスなど
こういったものもさけたほうがいいでしょう。
好みが分かれるものは避けよう!
「みなさんでどうぞ」と、たくさんの人に配るようなお菓子の場合には好みが分かれるようなものはさけましょう。
好みが分かれるお菓子の例
- 辛いおせんべい
- あんこの入った和菓子
- 臭いの強いもの
上記のようものは「好きな人は好きだけど、嫌いな人は嫌い」という風に好みが分かれるものですので、選ぶのはさけましょう。
お菓子選び まとめ
- クッキー
- おせんべい
- チョコレート
上記のような「大体の人が好き」なもので、かつ「個装」になっている「セット」を選ぶと多くの人に喜んで食べてもらえること間違いなしですよ!