- 家庭訪問では、どんなお皿でお菓子を出したら良いんだろう…。
- 先生から、常識のない家庭だと思われたくない。
- できるだけ良い印象をもって帰ってもらいたい。
家庭訪問は、何回やっても緊張しますよね!
保護者に多い悩みの1つは、お菓子・お茶出しのマナーです。
今回は、家庭訪問の前準備についてや、お茶菓子の出し方、これだけ知っていれば問題ない最低限のマナーを、順序だてて解説していきます。
お菓子によってお皿を変えるだけでも印象が変わりますよ!
家庭訪問で失礼にならない来客へのお茶菓子の出し方やマナーを解説!
家庭訪問で気になることといえば、
先生が来たときのお茶やお茶菓子の出し方ではないでしょうか。
先生は、1つの家庭に15分程度しか滞在しないことがほとんどです。
そのため、スムーズなお茶出をして、出来るだけ子供のことを話す時間を多くとれるようにしたいですよね。
おすすめは個包装のお茶菓子。前もってお皿に置いておき準備しておく
どうしようかお茶菓子にしようか悩む人が多いですが、おすすめは個包装のお茶菓子です。
一般的に、お茶菓子は包装から出してお皿に盛ることが、マナーとされています。
しかし、家庭訪問の場合は、お茶菓子は個包装されたままお皿に盛って出すのがおすすめです。
というのも、先生たちは1日何件も家庭訪問をこなしています。
毎回、お茶とお茶菓子を食べていたら、あっといまにお腹がいっぱいになってしまいますよね。
個包装されているお茶菓子なら、手をつけなければいけないというプレッシャーはありません。
また、先生が帰るときに持って帰るよう促すことも出来ます。
家庭訪問当時は先生が到着する前に、あらかじめお茶菓子をお皿に盛って準備しておくと、あわてなくてすむのでスムーズなおもてなしになりますよ。
まずはお菓子を先に中央に出す
来客へのおもてなしとして、1番最初にお茶菓子を置くのが一般的なマナーです。
その際は座っている先生の中央に起きましょう。
では、それまでの流れを説明しますね。
先生が来たらお部屋に通し、席についてからお茶・お茶菓子・おしぼりを用意
以下の3点セットをお盆に載せて運びます。
ポイント
- キッチンでお茶を入れ、湯のみと茶托(冷茶の場合はグラスとコースター)
- お皿に載せたお茶菓子
- トレーに載せたおしぼり
お盆は机の端に置き、お茶菓子はお皿ごと先生の正面に出しましょう。
飲み物とおしぼりは先生の右側に
次は飲み物を出します。
飲み物は、先生から見て右側に置きましょう。
一言「どうぞ」と添えると、先生も手をつけやすくなりますよ。
先生にお茶を出す際は、自分のぶんの飲み物も一緒に用意するのを忘れずに。
おしぼりはお茶の右横に、最後に置くようにしましょう。
お持ち帰り用の袋を用意しておくのもアリ
先生が1つの家庭を訪問する時間は15分程度。
あまり時間もないことから、出したお茶菓子に手をつけないといったこともよくあります。
そんなときのために、小さめの紙袋を用意しておき、お茶菓子を入れて帰るときに渡すのもいいでしょう。
おすすめのお菓子とお皿への盛り付けかた
家庭訪問のときに出すお菓子はどんなものがおすすめなのでしょうか?
実際に私が周囲のママ友に聞いて調べたところ、以下のような回答が多くありました。
ポイント
- あまり堅苦しくないお菓子
- 近所のスイーツ店の焼き菓子
- スーパーで買えるような個包装のお菓子
お菓子のお皿へ盛り付け方
以下のような個包装の焼き菓子は、一回り大きめのお皿に盛り付けましょう。
ポイント
- ドーナッツ
- フィナンシェ
- バームクーヘン
- クッキー
- どら焼き
- 饅頭
お皿は深めのよりも、平らなほうが盛り付けやすいです。
盛り付けは、焼き菓子を置いてみて、お皿に少し余白があったほうがキレイに見えますよ。
フォークやスプーンがあったほうが食べやすいものは、あらかじめ用意しておくことを忘れずに。
スーパーで買える個包装のお菓子は2〜3個を小さめのお皿に
普段から馴染みがあるお菓子も先生から喜ばれます。
ポイント
- 源氏パイ
- カントリーマアム
- チョコパイ
- アルフォート
小さめのお皿に2〜3個置くとバランス良く盛り付けられますよ。
チョコレートのような立体のお菓子は、少し深めのお皿に数個入れるのも見栄えが良いですよ。
スーパーのお菓子は安価なものが多いので、いくつか組み合わせてお皿に盛り付けるのも喜ばれるでしょう。