- 染めていないのに髪が茶色になってきちゃった…。
- なぜ茶色になるの?その理由を知りたい。
- 髪にとっての良いこと悪いことってどんなこと?
こんなことにお悩みの方は多いのではないでしょうか?
染めていないのに「うちの店では茶髪禁止だよ。」とバイト先の店長から注意されるなど、私の周りでも髪色についてのトラブルを耳にするようになりました。
染めているわけでもないのに誤解されるのはとても嫌ですよね。
今回は「髪の毛が茶色になる原因」についてや、「髪とストレスの関係」「髪のダメージケア」などについて丁寧に解説していきます。
髪のことを知って悩みを解決しましょう!
髪の毛が自然に茶色くなる原因として考えること3つ
髪の毛が自然に茶色くなってしまう原因としては、以下の3つが考えられます。
3つの原因
- ダメージ
- ストレス
- 加齢
それぞれの原因への対処法について、順番に見ていきましょう。
原因①:ダメージ
髪の毛が自然に茶色くなる原因のほとんどは、ダメージによるものです。
そもそも髪の毛は、メラニン色素の働きで黒くなっています。
メラニン色素は、キューティクルと呼ばれるタンパク質におおわれています。
そのキューティクルによって、外側の刺激から守られているのです。
キューティクルが破壊されると、メラニン色素や水分が流れ出て、髪の毛へのダメージとなります。
メラニン色素が流れ出てしまうと、黒い成分が無くなるので、髪の毛は茶色く見えてしまうのです。
髪の毛にダメージを与えないようにする対処法を、ご紹介していきます。
ドライヤーのかけ方に注意
濡れた髪の毛は、一番ダメージを受けやすい状態になっています。
以下、ドライヤーをかける場合のポイントです。
ドライヤーのポイント
- タオルで優しく水分を拭き取ってから乾かす
- 短時間で乾かす
- 温風を一箇所に当てない(同じ箇所に温風を当てすぎると、髪の毛に負担がかかってしまう)
- ドライヤーを振りながら、全体にまんべんなく温風を当てる
- 最後は、全体に冷風を当てるようにする(乾燥からのダメージがふせげる)
紫外線対策をする
髪の毛は、紫外線を吸収しやすいと言われています。
紫外線をあびすぎると、老化やダメージの原因のひとつである酸化を進めてしまいます。
以下、紫外線対策のポイントです。
紫外線対策のポイント
- 外に出るときには帽子をかぶる
- 日射しが強い日には日傘を利用する
- 髪の毛用の日焼け止めを使用する(トリートメント効果があるタイプも販売されているので、ヘアケアもできる)
パーマをかけたらケアをする
急激に髪の毛にダメージを与えやすいのは、パーマをかけたときです。
パーマ液には髪の毛を分解する成分が入っています。
パーマ液が髪の毛に入って癖づけするときに、髪の毛に本来あるタンパク質やメラニン色素が流れ出てしまうのです。
結果、茶色くなってしまいます。
以下、パーマケアのポイントです。
パーマケアのポイント
- 洗浄力の強いシャンプーを使わない(パーマをかけた髪はダメージを受けやすいため)
- アミノ酸系が含まれているシャンプーを使う(髪の毛に負担がかからない)
- クエン酸やリンゴ酸などが含まれているシャンプーを使う(保湿効果が期待できる)
- 補修成分の入っているトリートメントを使う(髪に水分と油分をあたえる)
原因②:ストレス
ストレスが原因になることもあります。
忙しい日々が続く、プレッシャーを感じているなど、ストレスを抱えている人も多いでしょう。
精神的にショックなことが起きたり、ずっと思い悩むような心配事があると、ホルモンバランスが崩れてしまいます。
その結果、血管が収縮して、血液のめぐりが悪くなります。
そして髪の毛まで栄養がいかなくなり、髪の毛は茶色くなってしまいます。
ストレスを取り除く
ストレスが原因で髪の毛が茶色くなっている場合は、ストレスを解消すると改善する場合があります。
ストレスの原因になっているものを取り除くか、運動や趣味を楽しんでストレス解消しましょう。
思い悩むこともストレスになるため「髪の毛が茶色くなってしまった」などと、考え過ぎないようにしてください。
原因③:加齢
加齢が原因になることもあります。
その場合は、栄養バランスを考えてみることが大切です。
年齢を重ねると、細胞の働きが弱くなり、髪の毛に栄養がいきづらくなります。
そのため髪の毛の一本一本が、だんだん細くなってくるのです。
髪の毛が細くなると、光の加減で茶色に見えやすくなってしまいます。
髪のボリュームが減ることも多いので、髪の毛の色が茶色く目立つ可能性もあります。
バランスの良い食事を心がける
髪の毛に良い栄養素は以下のものがあります。
髪の毛に良い栄養素
- タンパク質
- ビタミン類
- 亜鉛
上記の栄養素は髪の毛の栄養になるので、できるだけ意識をして食べるようにしましょう。
これらの栄養素が入っている食べ物は…?
髪の毛に良い食べもの例
- 卵
- 緑黄色野菜
- 豚肉
- 乳製品・豆類
- ゴマ
これらは食事にとりいれやすいのでおすすめです。
逆に髪の毛に悪影響をあたえる食べものは…?
髪に悪い食べもの
- スナック菓子
- 糖分の多い食事
- 脂の多い食材
これらを食べすぎることで頭皮の皮脂の分泌が増えてしまいます。
たくさん食べすぎないようにしましょう。
バランスの良い食事と、規則正しい食生活を心がけて、髪の毛が茶色くなることを防ぎましょう。