- 共働きなのに家事をしない夫にイライラ…。
- 自分は寝不足。夫は朝も時間ギリギリまで寝ている。
- 帰宅してもソファでダラダラ、ビールを片手にスマホをいじり家事しない夫。
- 共働きで仕事が忙しいのはお互い様なのに、なんで私だけ家事を負担しないといけないの?
この記事では、家事を手伝ってくれない夫にお悩みの方向けに、その解決法を具体的に解説いたします。
夫にもっと家事を手伝ってほしい方にとても役立つ内容になっていると思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「なぜ共働きの夫は家事しないの…?」不公平に感じる気持ちをぐっと抑えて対策を考えよう
仕事をしている女性の一日は大忙しですよね。
ただでさえ日中は仕事で忙しいのに、料理に掃除洗濯…と家事まで完璧にやるのは大変な負担になります。
それに比べて、夫はどうでしょうか?
- 朝はごはんができた後にゆっくり起きてくる。
- 夜もご飯を食べたらソファでくつろぎ、スマホゲームばかりしている。
- 少しは手伝ってよ!と言っても、うわの空で生返事を返すばかり…。
…共働きで仕事が忙しいのは夫婦どちらも同じなのに、夫がまったく家事をしないというのは本当に腹が立ちますよね。
しかし、まずは怒りはぐっとこらえて「どうすれば夫にも家事をさせることができるのか?」の解決策を考えましょう。
ガツンといってやりたくなるのはわかりますが、ヘソを曲げられてはさらに妻の負担が増えるだけです。
重要なことは、夫が家事をしない原因別に対策を考えることです。
↓あなたの夫は、以下のどのタイプに当てはまるでしょうか?夫の普段の行動から、冷静に分析してみてください。
「家事をしない夫」の4つのタイプ
家事をしない夫は、以下の4つのタイプに分けられます。
タイプの分類
- 【タイプ①】家事のやり方を知らない。
- 【タイプ②】自分の仕事として認識していない。
- 【タイプ③】甘えている。
- 【タイプ④】物理的に家事ができない状態になってしまっている。
それぞれの原因タイプ別に、対策を考えていくことが大切です。
【タイプ①】家事のやり方を知らない。
家事のやり方を知らないから手伝わないというタイプです。
結婚するまでずっと実家暮らしだった夫がこの類型に当てはまります。
母親がすべての家事をしてくれていたので、家事のやり方を知らない。
そもそも家事をしたことがないというタイプです。
このタイプの夫がよくいうキーワードは「だってやり方が分からないし...」です。
このタイプへの対処法
とにかくまずは家事のやり方を教えましょう。
比較的簡単な家事、得意そうなことをやってもらい、褒めて伸ばすのがポイントです。
例えば、洗濯ものをたたむ、皿を拭くなどです。
その際の注意点は、例え失敗したり、やり方が違っていたりしても怒らないこと。
小学生に接するように優しく褒めて伸ばしましょう。
【タイプ②】自分の仕事として認識していない。
夫が自分の仕事として認識していないというタイプです。
妻よりも夫の方の収入が多く、負担している生活費が多い場合はこのタイプに当てはまります。
「男は仕事で稼ぐ、妻は家を整える」という古風な考えを持っている場合もあります。
このタイプの夫がよく言うキーワードは「自分の方が生活費を多く負担しているんだから...」です。
このタイプへの対処法
まずは価値観から変える必要があります。
家事は役割分担でこなすのではなく、自分の生活の一部なのだと分からせることが大切です。
例えお金があっても、料理したり部屋を掃除する人がいなければ、生活は成り立たないということを教えましょう。
また、「男は仕事で稼ぐ、妻は家を整える」という価値観を持っている夫もいますよね。
その場合には、そもそも共働きという生活スタイルに矛盾があるということも理解してもらう必要があります。
「共働きをしているのは、あなたの稼ぎが少ないから...」という点まで指摘してしまうのは良くありません。
夫婦関係に亀裂が入ってしまいますので避けるべきです。
やんわりと「考え方をもっと柔軟に変えて欲しい」と伝えることが必要です。
【タイプ③】甘えている。
甘えているタイプの夫です。
一人暮らしの経験があり、やろうと思えば家事はできる。
しかし、結婚後は妻に甘えてしまっているというタイプです。
このタイプの夫がよくいうキーワードは、(妻が)「好きで家事をしていると思っていた。」です。
このタイプへの対処法
このタイプの対処法としては、逆に夫に甘えてみましょう。
「今日は仕事で疲れちゃった。○○君がお皿を洗ってくれたら嬉しいな。」
そんな風に可愛くお願いしてみれば、きっと家事をしてくれるはずです。
家事をしてくれた後は「ありがとう。」と一言いうのも忘れないようにしましょう!
最初は大変ですが、「家事をすれば妻が喜んでくれる...」と学習すれば、進んで家事をしてくれるようになるはずです。
【タイプ④】物理的に家事ができない状態になってしまっている
物理的に家事ができない状態になってしまっているタイプです。
仕事で帰りが遅いなどの理由で、物理的に家事をする時間が取れない。
このタイプの夫がよく言うキーワードは「俺だって疲れてるんだよ」です。
一見すると打つ手がないように思いますが、決してそうではありません。
このような状況を作り出していること自体が問題です。
なぜなら、夫が仮に一人暮らしだとしたら、どんなに忙しくても自分でやるはずだからです。
このタイプへの対処法
荒療治になりますが、妻が今までやってきた家事を一部しないようにしてみるというのも手です。
食事がなければ、何とかして料理をしようとするでしょう。
洗濯物がたまって着る服がなくなれば、否応なく洗濯するはずです。
家事は夫婦で分担して行うべきものであることを、理解してもらうことが必要です。
↓認識を改めてもらった上で、例えば、以下のようなことから始めてみましょう。
- 毎朝布団をたたむのは夫の役割とする。
- 休みの日の朝ごはんは夫が作る。
普段の生活というのはくせになっているものですから、いきなり劇的な変化を求めてもまず続きません。
など、できそうな家事を少しずつ負担してもらうことが大切です。